24時間換気とは?新宮町~志免町~粕屋町~朝倉市~家づくり相談窓口


建築基準法に基づく24時間換気の要件は、住宅の室内環境を健康的かつ快適に保つために設けられた規定です。
これらは、主にシックハウス症候群などを防止する目的で2003年に施行されました。
以下にその主な内容を説明します。
1. 適用対象
24時間換気設備は、新築住宅や大規模なリフォームを行う住宅において義務付けられています。
特に、ホルムアルデヒドなどの有害物質を含む建材が使用される場合には必須です。
2. 換気量の基準
- 室内の空気を2時間に1回以上すべて入れ替える換気量が求められます。
- 必要な換気量は、**1時間あたり0.5回の換気回数(ACH: Air Changes per Hour)**を基準に計算されます。
- 例:20平方メートルの部屋(天井高2.5mの場合)の場合、50立方メートルの換気が必要。
3. 換気設備の種類
建築基準法で認められている換気設備は以下の3種類に分類されます。
- 第1種換気方式
給気と排気の両方を機械で行う方式。最も安定した換気が行えるが、設備費が高い。 - 第2種換気方式
給気を機械で行い、排気を自然に行う方式。主に特定の用途の建物で使用。 - 第3種換気方式
排気を機械で行い、給気を自然に行う方式。住宅ではこの方式が一般的。
4. 特定建材の規制
ホルムアルデヒド放散量が一定以上の建材(例:クロスや合板の接着剤など)を使用する為、規定された換気量を確保することが義務付けられています。また、F☆☆☆☆の建材(ホルムアルデヒド放散量が最も少ない基準)の使用が推奨されます。
5. メンテナンス
換気設備が適切に機能するためには、以下のような定期的なメンテナンスが必要です。
- フィルターや換気口の清掃。
- ダクトの点検や清掃。
- 機械設備の動作確認。
6. 違反のリスク
建築基準法に違反した場合、建築確認が下りない、または住宅の使用が制限される場合があります。また、健康被害が生じた場合の責任問題も生じる可能性があります。
住宅の24時間換気システムは、健康や快適性だけでなく、法律の遵守という観点でも重要です。
24時間換気メーカー例
sumika
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